喫煙の高齢者に多くみられる疾患「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」とは?

今回は喫煙の高齢者に多くみられる疾患「慢性閉塞性肺疾患」について紹介させていただきます。

 

慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは

気管支や肺胞などに有毒な粒子やガスの吸入によって生じた肺の炎症空気の出し入れに障害がおこる疾患です。
数か月にわたって大きく変化する事のない発症と経過が緩徐で、主として肺胞系が破壊されるものと、中枢気道病変が進行しておこるものとあり、COPDは「肺胞」「末梢気道」「中枢気道」の全てを包括するものです。

 

原因

主に喫煙は重要な要因であり、肺がんのリスクを増加させるだけでなく呼吸不全につながることにもなる。ですが、全ての喫煙者がなるのではなく、タバコに感受性の強い人と弱い人が存在します。あと加齢、汚染物質の吸入による気道感染

 

症状

①労作時の息切れや咳・痰・喘鳴
②口すぼめ呼吸
③重症では息を吸う時に頸静脈の怒張やチアノーゼ、浮腫
④呼吸音の減弱、打診の際に鼓音
⑤症状が徐々に進行してくると安静時でも呼吸がしにくくなってきています。

 

治療方法

禁煙の徹底
②腹式呼吸や起床から就寝まで起坐位を保ち歩行訓練なども行う。
③薬物療法として気管支拡張薬

④重症者では在宅酸素療法による酸素吸入

 

生活上動くと苦しいので行動が制限され行動範囲がせばまるのと、不安な状態に陥りやすいので精神面でのサポートも重要になってきます。

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